NPO法人地球の緑を守る会  森を守りましょう

緑に守られる地球
緑の葉 森林が失われると 画像31 ●生態系が乱れる。種の絶滅が進み、極端な場合、地球に生き物が住めなくなる。
●大気中の二酸化炭素を吸収する力が減少し、温室効果が高まる。気象変動の悪化を招く。
●土地の保水力が減少する。地表の沃土が流失し、土地が荒廃し、不毛化して行く。
●自然災害が大きくなりやすくなる。
●多量の土砂が海岸に流入すると、魚介類、海草、サンゴなど、海の生物が死滅する。
●生活の場を縮められた野生動物が、人里に接近する。
●人の心の潤い、活力、郷土愛ほか情操面の損失。健康面の損失。
緑の葉 森林が失われる速さは

画像32 「世界は最近15年間で全森林面積の実に3%を失いました。北海道と九州を合せたほどの面積である13万K㎡もの森林が毎年失われ続けているのが実情です。」(森林総合研究所)

「現在、地球の森林が減りつつある。1990年からの10年間を見ても、9400万ヘクタールの森が消失しており。この大きさは日本国土のぼほ2.5倍にもなる。」(読売新聞2005/4/20)

「(アマゾンの)森林の消失が問題になり始めたのは1970年代に入ってからで、過去40年間に20%近くが消え、今後20年間にさらに20%が失われると見られている。」(NBonline)

緑の葉 森林が失われる原因

画像33 盗伐。森林の牧場化。森林の農地化。森林の宅地化。森林のレジャー施設化(ゴルフ場など)。森林の荒廃。過剰放牧。造林を上回る伐採(木材、紙の原料、薪、樹液などの採取)。

大気汚染と酸性雨。風雨や病害虫に弱い人工林。落雷、放火、失火等による山火事。浪費型社会。戦争、暗殺。人間のエゴ、無知、ほか。これらの複合原因も。

それぞれの原因には、その背景要因があり、間接的な原因を含めると、森林の減少は、多かれ少なかれ、ほとんどすべての人類の生存と活動に起因する。

緑の葉 私たちにできること

画像34 木を植える。木の種を播く。木に関心を持つ。

物とエネルギーを大切に使う。無駄使いを止め、節約を習慣化する。森林の減少につながる物品やサービスの利用を減らす。食品、衣料品、日用品、交通手段などの選択においても同様に。

近隣コミュニティ、自治体、国などにおけるエコ社会への取り組みには、進んで参加、または協力する。青少年や児童たちを啓発することは特に有意義。緑化は個人でも団体でも可能。自ら土をいじることで地球との連帯感が増す。

地球上の問題は「自分の家」の問題として関心を持ち、考え、行動の機会をうかがう。

midori.mond.jp
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